関西大学

ASEANを舞台に、第2の発展と次世代経営者の育成を行います。

ASEAN等の新興市場は、進取の精神とバイタリティにあふれ、かつての日本の高度成長時代のような活気があります。一方、日本企業は高い技術力や満足度の高い製品を生みだし、ASEAN等を舞台に、その発展を取り込んで第2の成長を果たすことができる潜在力を有しています。しかし、十分にその能力を発揮できていないのが現状です。
その原因の一つとして指摘されるのが、ASEAN子会社の経営を担う人材に十分な教育を行わずに派遣していることです。特に中堅・中小企業では体系的な教育の機会がほとんどありません。
本プログラムでは、ASEAN子会社の経営を担う予定の人材に対し、他の機関が行う実践的なセミナー等と補完的な教育を行い、「考動力」あふれる高度な人材を養成します。

多忙な社会人でも受講しやすい環境と、教育効果を高めるコンテンツを

整えています。

上記目的を達成するために、ASEAN情勢や企業経営に詳しい学内外の講師が18科目101コマの授業を担当します(平成27年1月現在)

授業期間 毎週土曜日 6ヶ月間
総時間数・単位数 実践基礎教育プログラム(必修): 2科目30コマ 計:45時間
専門教育プログラム(選択必修):14科目41コマ 計:61.5時間
実践応用教育プログラム(必修): 2科目30コマ 計:45時間
総時間数:151.5時間
開講場所 関西大学梅田キャンパス(平成28年秋竣工予定)※1および関西大学
東京センター

※1 梅田キャンパス竣工までは、千里山キャンパスで開講します。


受講者は、上記のうち120時間(80コマ)以上を受講することによって履修証明書を発行することが可能になります。


本教育プログラムの特色として、以下の通り様々なコンテンツを用意しています。

プレ授業 ITを活用して事前に30分程度のプレ授業を受講し、課題を行うことで必要な知識を習得したうえで、授業や演習を受講していただきます。
集中合宿授業 一部科目においては、週末を利用して一泊二日の「集中合宿授業」として開講します。異なるバックグラウンドを有する受講者が、具体的かつ実践的な思考を意見交換することにより、受講者の教育効果を高めます。
エクストラプログラム ASEANの現地企業や工業団地を訪問し、工場見学やヒアリング等を行うとともに、提携大学での授業受講やコンサルタントとのミーティング等を行います。
講義収録・配信システム 欠席者の方や、復習をしたい方の教育サポートとして、インターネット上で全授業の配信を行います。
授業科目 担任者 授業概要 コマ
実践基礎教育プログラム(必修2科目:30コマ)
ASEANでの子会社経営 屋代徳文他 経営者としての戦略的な役割の中で、特に社員を引っ張る「リーダーシップ」を身につけること、「経営管理力」を発揮すること等に焦点を当てる。また、経営判断の基礎となる考え方として、 戦略経営、 マーケティング戦略、 組織・運営戦略の3分野に関して、演習を通じて理解を深める。 3
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演習(ケーススタディ) 原 昭一 具体的な海外事例のケーススタディを学習する。たとえば、日本企業の海外会社経営のケーススタディとしてインドネシア・アサハン・アルミニウム社の経営事例を取り上げ海外会社経営の課題について学習する。なお、5コマ分は集中合宿授業にて実施する。 5
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専門教育プログラム(選択必修14科目:41コマ)
グローバル経済 宮本勝浩 ASEANを中心にして、経済の動きを客観的に把握、理解し、海外子会社を経営する上で必要な世界経済と進出先の国の経済の動向、将来を分析できる能力を、グループワークを通して身につける。 2
ASEAN経済 後藤健太 ASEANで広がる生産・流通ネットワークの実態と、産業高度化の課題と可能性を、グローバル・バリュー・チェーンの分析枠組みを用い、日系企業の視点から明らかにし、その国際化戦略の策定に必要な能力を養う。 4
ASEAN発展論 北波道子 アジア経済のダイナミクスを理解し、それに伴う製造業の生産拠点移動など、一定の法則性を理解する。 4
ASEAN法律制度 西澤希久男 ASEANにおいて、海外子会社を経営する際に直面する問題に対応するため、とくに紛争処理及び債権回収に関する法律に焦点を絞り、各国の法制度の概要、特徴、及び問題点を学ぶ。 4
ASEANの地理・歴史 野間晴雄 ASEANの国々に現地赴任し、海外子会社を経営したり海外で直面する課題を解決したりする上で必要となる、実践的な生活の知恵と現地の人と接するときに必要な知識を学習する。 2
海外派遣者のストレス・マネジメント:その基礎・技法と東南アジアの瞑想法 池見 陽・寺嶋繁典 ストレス・マネジメントの知識と技能を習得し、海外生活での心の健康の維持・増進についての理解を深める。また、東南アジアで広く普及している「マインドフルネス」とった仏教瞑想のストレ対応効果について体験学習する。 2
企業会計 富田知嗣 会計への基礎知識や財務諸表分析の技術を活用し、企業のファンデーションを分析する。グループワークを通じ課題とその解決策を検討し、ディスカッションを行う。 2
管理会計 大西 靖 企業の経営管理において、必要不可欠な原価計算及び管理会計に関する知識を修得する。 2
税務 中村繁隆 日本の親法人との取引を題材に、現地国の国内租税法と租税条約の関係を学習し、国際租税法の基本思考を習得する。 2
グローバル企業の人材育成 牧 勇 グローバル人材の定義・要件設定を行い、それに沿った人材育成を行う組織と教育の在り方を理解する 2
ビジネス英語Ⅰ 高橋伸光 言語やレトリック、商学(国際ビジネス)、英語圏の文化、コミュニケーションの学際的な観点から英語国際ビジネスコミュニケーションにアプローチする。言語、文化、コミュニケーションなどの「ソフトパワー」で企業が国際ビジネスでの信頼を得る重要性を説く。 5
ビジネス英語Ⅱ 5
ビジネス英語Ⅲ 5
実践応用教育プログラム(必修2科目 30コマ)
課題研究(事例分析) 宗岡 徹 ケーススタディ(アグレッシブな事例)を学習する。具体的な事例(例えば、ASEAN地域に進出している製造業の新規工場建設のシミュレーション)について、その仕組みや考慮すべきポイントを、グループワークを通じてディスカッションし、経営者としての考え方を身につける。なお、6コマ分は集中合宿授業にて実施する。 3
課題研究(トラブル事例) 宗岡 徹 トラブルとなった事例のケーススタディを行う。具体的な事例(例えば、移転価格にかかる税務トラブル)について、その仕組みやトラブル解決の考え方等を、グループワークを通じてディスカッションし、経営者としての考え方を身につける。 3