1月25日(水)社会人学び直しシンポジウムを開催しました

2017年02月10日

1月25日(水)、社会人学び直し大学院プログラム「イノベーション創出力を持った女性リーダー育成プログラム」の成果報告を兼ねたシンポジウムを開催しました。

(1)開会A-1

平成27年5月に開講したイノベーション創出力を持った女性リーダー育成プログラムも、昨年の2月に第1期生を輩出し、現在は2期目が開講中です。シンポジウムでは、プログラムのターゲットや目的、内容、2年間の成果報告に加え、大人の学びがもたらす効果について、株式会社タンタビーバ 取締役 板谷和代さんの基調講演、九州産業大学経営学部産業経営学科教授 聞間理さんの研究成果報告、修了生によるパネルディスカッションを通じて、深めていきました。

(2)大曲副知事A
福岡県副知事 大曲昭恵さんより開会に際してご挨拶を頂戴いたしました。


株式会社タンタビーバ 取締役 板谷和代さんからは、「大人は学びで輝く~わくわく学習がもたらすいきいき社会」と題し、ご自身のキャリアと学びのお話、学んだことで得たもの、組織行動論との出会いと仕事の広がりについてお話いただきました。

(3)板谷さんA
株式会社タンタビーバ 取締役 板谷和代(いたやかずよ)さん

 

(4)板谷さんA-1

スライドA-1

航空会社に一般職として入社され、社内で様々な職種を経験しながらも、力不足、知識不足を感じて、通信制大学に進学、卒業、更に社会人大学院で組織行動論を研究された板谷さん。板谷さんは大人の学習で得られたものとして、意思決定力、自信、素晴らしい人との出会い、学び続ける姿勢を挙げてくださいました。 学んだことを仕事に生かし、アウトプットとインプットを繰り返していく中で、自信をつけ、行動範囲、影響範囲を広げてこられたお話にご参加の皆さんも熱心に耳を傾けていらっしゃいました。


このプログラムのモジュール3の担当講師でもある九州産業大学経営学部産業経営学科教授 聞間理さんからは、「プロジェクト・ベースド・ラーニングの成果を測る」と題し、このプログラム受講前、受講後の受講生の変化の様子をLEGO®Serious Play®を用いて分析・検証した研究成果を報告いただきました。

(5)聞間先生A
九州産業大学 経営学部 産業経営学科 教授 聞間理(ききまおさむ)さん

 

(6)レゴA-1

このプログラムのモジュール3では、『イノベーションを実践する』ためのプロジェクトを生成し、4ヶ月間、リサーチと対話を繰り返しながらテーマを探索し、アイデアを創出していきます。プロジェクト学習は、受講者はそれぞれのプロジェクトの中で体験的に学んでいくため、いわゆるテストの採点結果のようにわかりやすい成果測定ができにくい側面もあります。今回は、プロジェクト開始前と終了後に作成したレゴのモデルをもとに受講者の内面の変化を測定します。 レゴモデルからは、時間的な視界の広がり(今から未来へ)、知識やスキルの蓄積、自信や意欲の現われ、目指すものができた、他者との関わり、関係性の広がりなどを見ることができました。 聞間先生からは、「プログラムを通じて、参加者がよりよい人生を自分の力で切り開くマインドを身につけていることが浮かび上がってきた」との報告も。 レゴブロックを使っての振り返り、効果測定の手法にご参加の皆さんも興味を寄せていらっしゃったようです。


「私たちを変えた『学び』」と題したパネルディスカッションでは、昨年2月に修了した4名の1期生をお迎えし、プログラム受講中のこと、修了後の活動、プログラムを受講してどんな変化があったのか?についてお聞きしました。

(7)パネルA-1

(8)パネルA-1
左からパネリストの 林泉さん、森法子さん、前田寿子さん、木村千歳さん

・もやもやを形にしていくプロセスを学んだ。もやもやの先にやりたいことが見つかった。
・知らないことを学ぶのは楽しい。
・家庭での経験も学び直しによっていかせることがわかった。自信を持って前に進める。
・自己流でやってきたことをきちんと学び、自信を持って取り組めるようになった。
・「誰と学ぶか」が重要。素晴らしい仲間にめぐり合えて助け合いながら取り組めた。
・大変なことも多くタフなプログラムだったが、仲間と盛り立て、盛り上げながら楽しく学べた。
・3年後、5年後に自分がどうなっているのか楽しみになってきた。

といったお話をお伺いすることができました。 聞間先生の報告にもありましたが、社会人は必ずそれまでの仕事や生活の中での経験があり、既に「学ぶ対象」をご自身の中で持っています。「学び直し」はご自身のなかにある「よいもの」(経験)をほぐして、自信にすることなのかもしれません。修了生の皆さんからのお話からは、学ぶことによって得られた自信とわくわく感が伝わってきました。

(9)パネルA-1

シンポジウムの最後には来年度(平成29年5月開講)のプログラムの説明を行いました。最後に、梶山学長より、これからは感性の時代、感性を磨く学びをこれからも続けて欲しい、とメッセージをいただきました。 多くの方にお越しいただき、あらためてこのプログラムの関心の高さを感じることができました。 ご来場いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。