2016年度学び直し大学院プログラム開講式が開催されました

2016年06月09日

17名の受講生たちとともに紡ぐ、2年目の本プログラムが始まりました。

2016年5月21日(土)11:00~日本福祉大学名古屋キャンパス8階において、開講式が行われ、教職員と14名の受講生が出席しました。

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初めに、プログラム責任者の平野副学長より開講の挨拶があり、本学では2003年度文科省採択の世界的研究拠点形成事業である21世紀COEプログラムの採択を契機として、地域福祉と社会開発を融合させる福祉開発の方法論研究を実施し、2007年大学院福祉社会開発研究科の設置や2008年アジア福祉社会開発研究センターの設置に結びついた経緯が説明されました。本プログラムは、それらの蓄積を社会還元するうえでも、「社会人リカレント教育」として多様多彩な人材に対応させていくことが求められています。昨年度見出された実施上の課題を改善して、課題研究のバックアップ体制強化などに触れ、より良い内容に昇華させていくことへの決意も示されました。

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参加した各教職員からは、自身の背景や研究内容、シラバスに沿った内容等だけではなく、昨年度の掲示板上での相互作用の様子や受講生同士の支え合いが見出されたこと、フォーカスする眼を養うだけではなく専門性だけでは掴めないずらしの視点を持つ大切さ、腰が引けそうになった時でも孤独に諦めないで欲しいことなどが語られました。

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受講生からも自己紹介カードに基づき、プログラムに関心をもった背景や受講への期待、過去~現在の職場での仕事内容、問題意識、最近気になることなどが活発に話され、互いの発言に触発され意欲的な発言が出されました。通信教育であることや、パソコン操作に不慣れなこと、仕事との両立など不安も若干あるようでしたが、激励に駆けつけて下さった昨年度の受講生2名から、受講や課題研究発表の実際の様子に加えて「どんどん変化していった自分たちの姿」、「化学反応が起こる楽しさ」などが口にされると、受講生たちの顔がほころびました。

お昼を利用してのランチタイム交流会でも、初顔合わせながらあっという間に打ち解けて各テーブルで大変盛り上がっていました。

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午後からは、プログラムの全体紹介、講義、演習、フィールドワーク、課題研究について、パンフレットやシラバス、アジア福祉社会開発研究センターのニューズレターなどを用いて紹介されました。修了判定の要素の1つでもある課題研究は、講義、演習、フィールドワークでの学びを自身の課題の明確化や深化などに活かしながら、「福祉開発マネジャー」としてその成果をまとめ、2017年3月19日(日)に予定している課題発表にて発表することが求められます。

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小國先生は、受講生の掲示板書き込みへの躊躇の「3大攻略法」として、①身近なエピソードのシェア、②部分的なコメント、③遅ればせながらの一言、という「秘技」を軽妙なトークとともに早速披露して下さり、大いに沸きました。受講生の1人からは、「仕事ではどうしても職位や職名が意識されるが、この学びの場では人対人として付き合って欲しい。肩書は負荷にもなるが、鎧を脱げると良いと思う。そして、先生方にはつぶやきをすくい取って、サポートして欲しい」との意見が出されました。開講式等の後には、大学の近くの店に移動しての懇親会も行い、賑やかに一層交流が深まりました。これらのこともあり、5月末からの開講科目に向けて、掲示板では徐々に投稿が弾み和気あいあいと進んでいます。

また、「福祉社会開発論」は、新しい取り組みとして大学院国際社会開発研究科修士課程での「福祉社会開発演習」と合併開講の形を取り、掲示板にて議論の合流が可能となりました。きっと、視点の違いなどに改めて気づき相互の学びの空間が広がることでしょう。

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6月末には、高知県土佐町での高知フィールドワークが実施されます。チャレンジングな取り組みからは、人や資源をつなぎ、あるいは新たに創り出していくクリエイティブな「福祉開発マネジャー」のモデル像が見出されるはずです。