5/16(土)対面授業が始まりました

2015年06月01日

5月16日(土) 学び直しプログラムの初回の対面授業が始まりました。

 

モジュール1「創造性を磨く」ではデザイン思考のプロセスを、実習を通して学んでいきます。モジュール1の受講生は28名。研修や教育、企業、地域づくりに関わっている方など、「女性」であるほかは共通点が見つからないくらいさまざまな経歴をお持ちの皆さんです。

 

授業では講師の田村大さんより「イノベーションとは何か?」を事例を交えて講義いただきました。

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1970年ごろは、大阪万博やアポロ月面着陸、新幹線などに代表されるように「イノベーション」と聞いて想起するものが、みんな一緒でしたが、今は、一人ひとり、「イノベーション」と聞いて想起するものが違います。

「イノベーション」と聞くと、テクノロジーの進歩、進化を思い浮かべますが、イノベーションとは、新しい価値観や行動様式を生み出すもので、それがなかった時代にはもう戻れない・・・というものを意味します。例えば、携帯電話やパソコン。携帯がない時代にはもう戻れない、そのくらい私たちの生活を変えてしまいました。

この「不可逆性」こそがイノベーションである、というお話でした。

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その後、今回の授業でテーマとして取り上げる「集合住宅」について、UR都市機構 九州支社の中村直寿部長より、UR都市機構の物件やプロジェクトに関して情報提供をいただきました。

 

・昭和40年代に建設された物件がたくさんあること、

・日本の人口分布と比較しても、居住者の年齢が高い、

・平均居住年数が長い、

・少子高齢化社会に対応するよう、高齢者向けのサービスを実施している、

などのお話を頂戴しました。

 

 

ランチを挟んで、午後からはリサーチの準備が始まります。

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田村さんより、リサーチの進め方についてレクチャーいただきます。

今回の授業で行うリサーチは、従来型の「仮説を検証する」スタイルではなく、むしろ仮説が覆されるくらいの、何か新しい発見、視点を得てくることが目的です。

 

 

また、リサーチでは、インタビュー後の振り返りが大事だというお話もありました。

インタビューではたくさんの情報を得ます。今まで知らなかったこと、気づかなかった視点、思っても見なかったこと。これらを、インタビューが終わったら、短時間でよいので、チームメンバーと共有し、振り返りを行います。

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その後は、チームに分かれて、リサーチの準備をします。

UR都市機構の話を聞いて考えたこと、感じたこと、問題意識、違和感・・・それらを踏まえて、どんなことを、どんな人に聞くのか?中心となる問いは何か?話し合います。

 

URが抱えている住民の高齢化や古い物件の活用などには、既に多くの人が課題として取り組んでいます。今回の授業では、違う視点、自由な発想でリサーチすることが重要になってきます。

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慣れない作業や考え方にぐるぐる、もやもやするチームも・・・。

 

最後に、それぞれのチームが、どういったテーマでリサーチを行うのかを全員で共有します。

健康とコミュニケーションの関係、教育、外国人居住者・・・さまざまな視点と問いを持ってこれから約3週間、それぞれのチームでリサーチを行います。

 

次回の対面授業では、このリサーチ結果をクラス全体で共有し、新たなインサイト(発見)を見つけるフェーズに入ります。

これから7月まで、実践を繰り返し、新たな学びにトライしていきます!